もりたカイロプラクティックでは、患者さんに大きな鏡の前に立ってもらって、姿勢やバランスのチェックをします。
このときの「手の位置」に、大きく分けて3つのパターンがあります。
- 体の真横
- ズボンの前ポケット
- お腹で組む
このうち一番多いのが、「2.ズボンの前ポケット」、つまり体のやや前寄りに手がくる人です。
このタイプの人は、肩関節が内旋して、肩が内側に丸まっています。
肩が内側に丸まると、頭は前に突っ込みます。これはかならずセットです。
猫背が進んで首がこりやすくなったり、呼吸が浅くなったりします。
「3.お腹で組む」人は、女性にときどきおられます。
クセといってしまえばそれまでですが、そうしないと姿勢が保てないほど身体のラインが崩れています。
長時間立ちっぱなしのときならまだしも、「自然に立って」と言われて手を組みたくなるとすれば重症です。
理想は「1.体の真横」。
その癖をつけるためにも、わたしは、
「ズボンの後ろポケットに触れながら歩いてみましょう」
と言っています。
そうするだけでも、肩が開いて姿勢が良くなります。
次に歩くときに、ぜひお試しください。
コメント