足の重さを感じて歩こう

私の朝の日課は、NHKテレビで6時25分から放送される「テレビ体操」を見ながら、いっしょに体操することです。(連休中、サボっていたのは内緒ですが)

見ていると、指導の先生がたまにこうおっしゃいます。

「腕の重さを感じて振りましょう」

腕を左右にぶら~んぶら~んと振るときに、よく言っています。

重さを感じると、どうなるか?

力が抜けるんですね。

そして、これは、歩きにおいても同じです。

歩くときに、足の重さを感じて歩く。すると、足の力が抜けて、「脱力ウォーク」がやりやすくなるのです。

足をその場で振ってみよう

その場で立って、重さを感じることを意識しながら、片足を大きく前後に振ってみてください。(不安定な人は、イスなどにつかまって行いましょう)

足の重さを感じながら前後に振ってみよう

重さを感じることができましたか?

そのとき、足の力はどうでしたか?

うまく抜けていたと思います。

足首をガチガチに力んだり、足指をグーに握った人はいないでしょう。

「重さを感じようとすると、自然に脱力できる」

これはとても興味深い習性ですね。

中心に意識が向くことの大切さ

重さを感じると脱力できるだけでなく、「体の中心に意識が向く」というメリットもあります。

重さを感じようとすることで、遠心力を感じます。すると足であればそのつけ根、股関節付近から動かす意識になります。

身体の使い方が上手な人ほど、中心に近いところから動かし、末端は基本的に脱力しています。

末端(足)に意識があると、どうしても力みやすく、動きがぎこちなくなります。「踵から着地して、つま先で蹴って」などと考えていると、ガチガチになりやすいのです。

足の重さを感じようとすることで、意識が足先から身体の中心に移り、結果的に力の抜けた良い歩きができます。

次に外を歩くときは、足の重さを感じながら歩いてみてくださいね。