こんにちは、院長もりたです。
コロナ自粛で外出が制限され、自宅にこもりきりのひとも多いでしょうね。
そうなると、
パソコン・スマホを見る時間が増える → 肩がこる
さらに、
暗いニュースでストレス倍増 → なおさら肩がこる
という負のスパイラル!
ほんと、疲れますよね、、、
私も例外ではなく、「あー、肩こるー」という昨今です。
というわけで今回は、私自身が「肩こったー」というときに、まっ先に行う“即効肩こり解消エクササイズ”をご紹介します。
どんなエクササイズかといいますと、
「ダンベル回し」
です。
小さなダンベルを持って、腕をグルグル回すだけ。
では、ごいっしょにやってみましょう。
肩こり解消「ダンベル回し」のやり方
- ウォーキングダンベルを、指を掛けるように軽く握る
- 両足を肩幅より少し広めに開き
- 腕をしっかり伸ばして「後ろ回し」で20~30回大きく回す
- つぎに「前回し」で同じく20~30回大きく回す
- 反対側の腕も行う


意識してもらいたいポイントを、もう少し解説しますね。
ポイント①「ウォーキングダンベル」を使う
ダンベルは、指を掛けて握ることができる「ウォーキングダンベル」を使ってください。

この「ダンベル回し」は、
力まずに回す
ところに特長があります。
そのためダンベルはギュッと握らず、指を掛けるようにして“軽く”握ります。
それには、リング状になっている「ウォーキングダンベル」が最適です。
【注意】
「通常のダンベル」(下写真)は滑ってすっぽ抜けたりして危険ですので、使わないでください。
「ペットボトル」も同様にすっぽ抜けると危険ですので、使わないようにしましょう。

ウォーキングダンベルは、「0.5~1キロ」と重すぎないのも利点です。
女性は「0.5キロ」で十分でしょう。
スポーツ店やホームセンターなどで千円前後で売っていますし、ネットでも入手できます。
ウォーキングダンベル 0.5kg 2個セットSINTEX STW-064
ポイント②遠心力を使って大きな円を描く
「肩こりのひとは、腕を回しましょう」とは、よく言われるところですが、ほとんどの場合、肘を曲げてこじんまりと回す程度ですよね。
それでは、十分とはいえません。
この「ダンベル回し」では、肘をしっかり伸ばして目一杯大きな円を描くように回します。
後方まで大きく回すことで、胸が開き、姿勢も改善されます。
遠心力を使って回す
と、より大きな円を描けます。
ダンベルを持つのも、遠心力をより感じやすくするためです。鍛えるためではありませんよ。
ポイント③20~30回回す
「肩を回しましょう」といわれても、どうでしょう、10回くらいで終わっていませんか?
「ダンベル回し」では、“20~30回”を推奨しています。
「後ろ回し」「前回し」それぞれ“20~30回”です。
実際に皆さんにやってもらうと、10回でも「けっこうキツい」と驚かれます。
30回も回すと、肩回りはグリングリンに動くので、よくほぐれますよ!
回し方のポイントを整理しましょう。
- 力まずに軽く握って
- 遠心力を使ってブルンブルンと
- 後方も肘を伸ばして大きな円を描くように
- 後ろ回し・前回しとも20~30回
です。
実際にやっている映像
実際にやっている映像です。
ブルンブルンの感じが伝わると思います。
ダンベル無しでも効果あり
とはいえ、いますぐウォーキングダンベルを持っているひとは少ないかもしれませんね。
大丈夫です。
ダンベルを持たずに“から手”で行なっても、十分効果があります。
やはり力まずに、腕の重さを感じて遠心力を使いながら、目一杯大きく回してください。
ここからは蛇足
これは蛇足なんですが、この「ダンベル回し」、何かに似てるでしょう?
そう、昔懐かしい「バケツ回し」です!
志村けんさんが、ヒゲダンスでやっていたアレです。

皆さんにダンベル回しをやってもらうときに、「昔、水の入ったバケツとか回したでしょう、あの感じですよ」と言っても、「わたし、したことありません」って返されることがあるんですよね。
世代で分かれますかね(笑)
まさに、あのバケツ回しの要領でやってもらうといいですね。
さすがにこれ↓は行き過ぎですが・・・(>。<)

まとめ
いかがでしょう、「ダンベル回し」やってみたくないですか?
「継続的にとか苦手~」
「狭い場所でもパッとできたらいいんだけど~」
といったひとにも、うってつけです。
「あー、肩こったな」と感じたときに、サッとやってみてください。
スッキリすること、間違いなしですよ!
ちなみに私は、すぐできるよう手の届くところに常備しています(^^)/

今回ご紹介した「ダンベル回し」は、前回の「足踏み運動」と合わせて行ってもらうと、より効果的です。お試しあれ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※くれぐれもダンベルがすっぽ抜けたり、周りの人や物に手がぶつからないよう注意してください。
※ドリフの画像はYouTubeの動画(https://youtu.be/fTdCUHmg5XI)から加工させていただきました。いま見ても、めちゃくちゃ面白い。
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