鏡の前でチェックすべき「姿勢4つのポイント」

初診の患者さんの場合、まず全身が映る鏡の前に立ってもらい、姿勢について、いくつかのポイントをチェックします。

指摘されてはじめて、「あ、ほんとだ!」と気づく人が少なくありません。

鏡は(おそらく)毎日見ておられるはずですが、からだのバランスは意識していないと見えないものです。

かならずチェック&意識してもらいたいポイントは、次の4つです。

  1. 「鼻-胸骨-おへそ」ラインは一直線か
  2. 「首-肩」ラインは左右対称か
  3. 首が一番長く見える立ち方か
  4. 左右の肩先を結ぶラインが一番広い立ち方か
姿勢4つのチェックポイント

①おへそに対して鼻が左右にずれる
②ラインの形・長さが左右で違う
③首があまり映っていない
④巻き肩のため狭い

といった問題がありがちです。

③と④はセットで直します。

  1. 両肩をうしろに引く
  2. 頭をうしろに引く(身長計につける感じで)
  3. 首背伸びをする

この3段階で、首がよく見えるようになります。

毎日鏡の前に立つたびに、この4ポイントを意識しましょう。

日々、背中の筋肉などをモゴモゴと使いつつ“調整”していると、時間はかかりますが、ちょっとずつ修正されて美しい姿勢に変わります。

意識していかないと、歪みや悪い姿勢が進む一方です。

歳を取るほど、意識している人と意識していない人の差は大きくなるものです。

今日から、ぜひ実践してみてください。

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