慢性腰痛を克服するにはよく動かすこと

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腰痛のひとには、しばしば「腹筋・背筋を鍛えなさい」とアドバイスされることがあります。

「鍛えて強くすれば、痛みも出なくなる」ということなのでしょうが、これはだれにでも当てはまることではないように思います。

それどころか、やり方によっては悪化させかねません。

私は常日頃、「鍛えるよりも動かすことが大事」とお伝えしています。

  • 鍛える → 負荷をかける
  • 動かす → 負荷はかけない

という違いです。

痛みがある箇所の筋肉は、かならず硬くなっています。

言葉を換えれば、筋肉が疲労しています。

この疲労した筋肉にさらに負荷をかけてムチ打つようなことをするのは、賢明とは言えません。

まずは、やさしくゆるめてあげましょう。

そのためには、しつこいようですが「鍛える」のではなく「動かす」こと。

今回は、かんたんにできる、慢性腰痛の解消に効果的なエクササイズをご紹介します。

↑こちらの体操、よくある動きではありますが、「30回」を目安に行うところがポイントです。

なかなかそこまでの回数を行いませんからね。

↑これは、うつ伏せバージョン。

いずれもこわばった背骨をゆるめていくようなイメージで行いましょう。

そして、

痛みの出ない範囲で無理なく行う

ことが大切です。

腰痛だけでなく、腰椎の歪みの解消、股関節の可動性の改善といった効果も大きいです。

腰痛にお悩みの方は、ぜひ取り入れてみてください。

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