一日のうちに「まったく鏡をみない」というひとはいないでしょう。
最低でも2~3度は、前に立つのではないでしょうか。
そのとき、なにをみていますか?
前髪のたれぐあい?
化粧のノリぐあい?
え、あまりじっくりみたくない!?(笑)
それもわからなくはないですが、ちょっとだけでも、からだのバランスをチェックしてもらいたいのです。
チェックポイントは、首~肩のライン、両肩の高さ、腰のくびれの左右差など。
くわしくは「【歪み調整】症例報告(1)」をご覧ください。
ところで、鏡をみるとき、あたりまえですが、「正面からの自分」をみていますね。
「真後ろからの自分」をみることはないでしょう。(そもそも無理)
スマホをセットして自撮りすればできないこともありませんが、そこまでするひとは珍しい。
ということで、当院ではじめて自分の後ろ姿をまじまじとみることに。
今回も、最近来院された方にご協力いただいて、施術の前後に写真を撮らせていただきました。
※みなさまからは、写真掲載の許可をいただいております。
症例9T.Y様(70代女性)
主訴は、腰痛、踵痛など。
施術前/骨盤が右に変位。そのぶん両肩は左にいき、首が右傾。写真からはわかりにくいが、やや前かがみ姿勢。
施術後/骨盤と両肩の位置関係が改善。首の右傾も軽減。腰が伸び、全体的に身長が高くなった印象。
ご本人は「ウエストがすっきりした!」と、お腹周りを嬉しそうにさすっておられました。
症例10Y.S様(40代男性)
主訴は、腰痛、股関節痛、首痛など。
施術前/骨盤が右に変位。右肩が下がり、上体が左に(左腕と脇腹のすき間に注目)。そのぶん首が右傾(耳の高さも右が低い)。
施術後/骨盤と両肩の位置関係が改善(左腕のすき間が消えた)。首の傾きも改善し、両耳の高さがそろった。
症例11T.J様(50代女性)
主訴は、股関節痛、腰痛。
施術前/骨盤に対し、上体がやや右傾。
施術後/骨盤と上体の関係が改善し、肩甲骨が引けて猫背も改善。首が長くみえるようになった。
K.E様(60代女性)
主訴は、腰痛、膝痛など。
施術前/骨盤が左に寄り気味。右肩が下がり、左肩が上がっている。右足が外旋し、全体的にからだを右にひねっている。
施術後/からだのひねりがとれ、肩甲骨が下がったことで姿勢が改善、背中がすっきりした。
施術前後の変化には個人差がありますが、共通しているのは背中がすっきりすることです。
それだけでも若々しくみえますね。
背中、意識していきましょうね。
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