肩こりさんにやってほしい【バランスボール運動5選】

バランスボールというと、上に立ったり座ったりといった難しい技をするものと思い込んでいるひとが少なくありません。

むしろ、そうではない使い方のほうが圧倒的に多いのですが(笑)

今回は、肩こりにお悩みの方にぜひやってみていただきたいバランスボール運動を5つご紹介します。

  1. 左右の肩に交互に上げ下げ
  2. 頭上で前後に振る
  3. ハンドル回し
  4. 体ひねり
  5. おんぶひねり

の5つです。

さっそく動画をご覧ください↓

肩こりを改善するうえで大切なことは、背中全体をよく動かすことです。

というのも、肩こりの原因筋のひとつである「僧帽筋」という筋肉は、首から背中にかけての広い範囲を覆っているからです。

したがって、気になる箇所を押したり揉んだりするだけでは不十分で、背中全体をよく動かして筋肉の緊張を緩める必要があります。

僧帽筋のトリガーポイントと関連痛領域

また、僧帽筋に奥にあって、頑固な肩こりのおもな原因となっている「肩甲挙筋」という筋肉も忘れてはいけません。

トリガーポイント(×印)と関連痛領域

この筋肉はその名のとおり、肩甲骨を挙上する(肩をすくめる)はたらきをしています。

肩甲骨がジッとしているとこりやすくなりますから、やはり肩甲骨をよく動かすことが大切です。

ひねりの運動では、顔を正面に向けたまま体をひねりますが、顔の向きを固定することで首まわりの筋肉のストレッチ効果をねらっています。

さらには、おんぶすることで胸がしっかり開きます。

肩が前に丸くなる巻き肩のおもな原因が、胸の深部にある「小胸筋」

ここのストレッチもねらっているわけですね。

小胸筋

少々理屈っぽくなってしまいましたが、なによりバランスボールの運動はやっていて楽しいです。

そして、気持ちいい。

楽しくて気持ちよくて、肩こり改善になるんですから、やらない手はないですね。

お悩みの方は、ぜひ取り入れてみてください。


動画で使用しているのは45センチサイズのボールです↓

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