首の前面をストレッチしよう

首こりに悩む人、多いですね。

最近は「スマホ首」などという言い方もあるように、スマホの見過ぎで首がこる人も増えています。

「首こり」という場合、気にするのは、たいてい首の後ろ側。

たしかに後ろ側がこるのですが、患者さんの首を触診すると、前側も硬くなっていることが多いです。

そういうとき、私は、「歯ぎしり・食いしばりはありますか?」とききます。

すると、「あります」という答えがよく返ってきます。

首の前面に手で触れながら、グッと噛みしめると、硬くなるのがわかりますね。

その状態が慢性化していると、首の前側が硬くなってしまいます。

スマホを見る姿勢も、下を向き続けるわけですから、首の前側が短縮し硬くなります。

ところで、身体の構造はかならず表裏セットで考えなければいけません。

特に筋肉は、「拮抗筋」といって、対の働きをする筋肉をワンセットで考える必要があります。

つまり、首の後ろ側がこるのであれば前側も対処すべき、とういうことです。

ということで、今回は、「首の前面のストレッチ法」をご紹介します。

やってみると、とても気持ちいいですよ。

このやり方のポイントは、

  • 首の下に当てた手で皮膚を下に引きながら
  • 口を閉じてアゴをしっかり突き上げる

ことです。

続けていけば、首全体が緩み、首がスッと伸びたきれいな姿勢になっていきます。

首こりに悩む人はもちろんのこと、姿勢を改善したい人にもおすすめしたいストレッチです。

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