「背骨の歪み」は放っておくと進んでしまいます。できるだけ予防・改善につとめましょう。そのために、簡単で効果的な体操が【ひねり体操】。背骨をたくさんひねることで、歪みの予防・改善を図ります。
今回ご紹介する「ひねり体操」は、最近、私がよく患者さんにお伝えしている体操です。
背骨の歪みを予防し、改善するのが目的です。
歪みは「ねじれ」を伴う
背骨の歪みという場合、骨が単純に左右に傾くのではありません。
かならず「ねじれ」を伴っています。
ですから、歪みを予防・改善しようとするなら、
「ひねり」の動きをたくさん行うことが大切になります。
そこでおすすめしたいのが、この「ひねり体操」です。
歪みが気になる方には、ぜひ根気強く行ってください。
やり方
「ひねり体操」のやり方
- 両脚を肩幅よりやや広めに開いて立ち、両手を合わせて胸骨の前に置く
- 顔は正面を向いたまま、上体を左右にひねる(20~30回)
- 両手を伸ばして、同様にひねる(20~30回)
1.両手を合わせて胸骨の前に置く
2.上体を左右にひねる(20~30回)
このとき「顔は正面を向いたまま動かさない」のがポイントです。
顔を固定したまま上体をひねることで、首肩周辺の筋肉のストレッチになります。
鏡に向かって自分の顔を見ながら行うと、固定しやすいですよ。
また、腕だけを動かさないように注意してください。
両手は胸骨に置いたまま、上体を左右にひねります。
3.両手を伸ばしてひねる(20~30回)
両手を伸ばして行うと、勢いがついて強度が上がります。
お腹引き締めにもなりますね!
もちろん、このときも顔は正面を向いたままですよ。
動画で確認
動画で確認しましょう。
まとめ
- 背骨の歪みには「ねじれ」が伴う
- 予防・矯正に「ひねり体操」がおすすめ
- 顔を固定したまま上体を左右にひねる
- 根気強く続けましょう
【参考記事】
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