上と下のバランスをとる

上と下のバランスをとる

首や肩のこりに悩まされる人は、しばしば腰や脚がふにゃっとしています。下半身をしっかり使うことで首肩周りの負荷を分散させる、といった発想をしてみましょう。

「首や肩のこりがひどく、頭痛もしばしば・・・」

そういう人の身体を触診してみると、

  • 首・肩・背中はがちがち
  • 腰や脚はふにゃっとしている

ということがよくあります。

腰や脚が「柔軟」というのではなく「ふにゃり」としたかんじで、気が抜けているというか、しっかり使われていない印象です。

これはデスクワークの人に多いタイプです。

身体の“負荷”が背中の半分から上、つまり頭から首肩周辺に集中し、下(脚)はあそんでいる。

黒雲が常に頭周辺に停滞しているようなもので、全身で分け合うべき負荷が上方に偏っているのです。

黒雲を雲散霧消させる必要があります。

黒雲(負荷)が上のほうに停滞し、下(脚)はあそんでいる状態
黒雲(負荷)が上のほうに停滞し、下(脚)はあそんでいる状態

そのために大切なのは、「下(=脚)をしっかり動かす」ことです。

  • 青竹踏み
  • スクワット
  • ウォーキング

などを行って、脚に刺激を入れましょう。

こっている首や肩の筋肉をほぐすのも良いですが、逆転の発想で脚をしっかり動かして負荷を分散させるというところがポイント。

全身の血流は良くなるし、上と下の「負荷のバランス」がとれて、首や肩のこりもラクになってきますよ!

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