Q2-9.トリガーポイントセラピーとはどのような施術ですか?

A.トリガーポイントに特化した当院独自の手技療法です。

当院では、「トリガーポイント」とよばれる筋肉のこりを独自の手技を用いてていねいにほぐします。この一連の過程を「トリガーポイントセラピー」とよんでいます。

トリガーポイントとは

「トリガーポイント」は「引き金点」という意味で、痛みやしびれなどを引き起こす震源地となっている「筋肉のこり」のことです。

特徴としては、つぎのようなものがあります。

  • 米粒大からうずらの卵大まで、さまざまな大きさがある
  • 離れた箇所にも痛みなどを生じさせる(関連痛
  • 押されると痛みを感じる(圧痛
  • 押されると他の箇所にひびく感覚がある
  • 派生的に広がっていく

よくある関連痛の例

関連痛の代表的なものとしては、

などがあります。

肩こりからくる「頭痛」

「僧帽筋」のトリガーポイント(×印)から、右図の赤い部分に痛みなどが生じます。人によっては「目の奥が痛い」ともおっしゃいます。

押されると「頭にひびく」とおっしゃる方も多いです。

僧帽筋のトリガーポイントと関連痛領域
僧帽筋のトリガーポイントと関連痛部位

殿部のこりからくる「坐骨神経痛」

殿部の筋肉のトリガーポイントは、しばしば「坐骨神経痛」の原因となっています。

「小殿筋」のトリガーポイントは、大腿部から下腿部にかけて痛みやしびれを生じさせます。

押されると「足先までひびく」とおっしゃる方も多いです。

小殿筋のトリガーポイントと関連痛領域
小殿筋のトリガーポイントと関連痛部位

独自の手技でほぐす

このようなトリガーポイントを独自の手技でほぐしていくのが、当院の「トリガーポイントセラピー」です。

おもにグーッと押圧する方法を用いますが、ストレッチなども混ぜながら、私がこれまでの施術経験で培ってきた手技で行ないます。

受けたみなさまからは、つぎのようなお声をよくいただきます。

「問題の原因となっているトリガーポイントを的確にとらえ、効果的にほぐす」、この手技が当院のもっとも得意とするところです。

施術の雰囲気は、下の動画をご覧ください。

動画1「頭痛・肩こり編」

動画2「腰痛編」

※ご質問等がありましたら、遠慮なくお寄せください。

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