こり固まった筋肉は固くなったスポンジのようなもの

こり固まった筋肉とほぐれた筋肉の違い

「こり固まった筋肉って固くなったスポンジみたいなものですよ」

私は、しばしばお客様にこのようにお話しします。

固いスポンジ

ギュッと縮こまったままのスポンジを想像してください。水分を含みにくく、それ以上縮むことも困難になります。

縮こまって固くなったままの筋肉が、それと同じです。血流は悪くなり、それ以上縮むこともできません。筋肉では「縮む力=筋力」なので、筋力が発揮できない状態ということです。

こぶしをギュッと握ったら、手のひらは白くなりますね。毛細血管にまで血流がいかなくなるわけです。さらにはそれ以上力を入れて握るのも難しくなります。

フワッとしたスポンジ

つぎに、フワッと元どおりになったスポンジを想像してみましょう。水分も含みやすくなり、またギュッと収縮できるようになります。

筋肉でいうと、血流が促され、「縮む力=筋力」が回復します。

握りこぶしを開くと、手のひらが赤く戻り(血流)、またギュッと握ることができます(筋力の回復)。

鍛える前にほぐすべし

上に述べた話は、とてもシンプルではありますが、重要な考え方です。

多くの病院で、筋肉が固いままで「鍛えなさい」「筋力をつけなさい」と筋力トレーニングを指導しています。

理論上、間違いではないのでしょうけど、たいていは思ったような効果が上がりません。

患者さんは、「がんばってるけど効果が出ない」と焦ったり、「自分がちゃんとやっていないのがいけないんだ」と自責の念にかられたりして、疲弊しています。

まず筋肉をほぐして元気にする、この過程をすっ飛ばしているところに問題があります。

筋肉がほぐれれば、“本来もっている筋力”をきちんと発揮できるようになります。

だから体が軽くなるし、たとえば股関節痛で悩んでいる人が「久しぶりに両足で立っている感覚がある!」と喜ばれるのです。

まとめ

  • こり固まった筋肉は血流が悪く、筋力も出せない
  • ほぐれた筋肉は血流も筋力も回復する
  • いきなり鍛えるのではなく、まずほぐす
  • そうすれば“本来の筋力”が発揮できる

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