巻き肩矯正は肩甲骨を動かせ【その2】

こんにちは、院長もりたです。

前回は「巻き肩矯正体操」として、肩甲骨の開閉運動をご紹介しました。

今回は第2弾として、もう二つ、簡単な運動を取り上げたいと思います。

前回と同様、いつでもどこでも簡単にできる体操なので、ぜひ習慣的に行なっていただき、「巻き肩」の改善に役立ててください。

「後ろ手組み腰回し運動」

まずは「後ろ手組み腰回し運動」です。

立って行なうので、やりやすいですよ。

やり方

  1. 両手を後ろで組み、できるだけお尻から遠く離します
  2. 肩や腕はなるべく動かさずに、腰だけグルグル回します
  3. 「右回し、左回し、ともに8~10回」で1セット。一日何度でも。
後ろ手組み腰回し1
後ろ手組み腰回し2
後ろ手組み腰回し悪い例

実演動画

肩を動かさないで腰だけ回すというのは、難しいですよね。

けど、そこを意識することで、より肩甲骨周りをほぐすことができます。

がんばってみてください。

「しゃがんでバウンド運動」

つぎに、「しゃがんでバウンド運動」です。

イスを使います。

やり方

  1. イスに背を向けてしゃがみ、両手をイスのフチに置きます
  2. 肘をできるだけ高い位置にキープして、カラダを軽く上下にバウンドさせます(20~30回)
しゃがんでバウンド運動

実演動画

肩関節が硬いひとは無理しないで

肩関節が硬いひとは、いきなり大きく沈み込むと、肩を傷める危険があります。

そのようなひとは、テーブルのような高い台を使って、無理のない範囲ではじめてください。

テーブルを使ったやり方

まとめ

いかがですか?

前回から3つの体操をご紹介したわけですが、これらはいずれも「肩甲骨の可動性を高める」ことを目的としています。

「巻き肩」は、肩甲骨の動きが悪くなっている状態です。

どの体操も、肩甲骨をしっかり動かす意識で行うと、より効果的です。


「巻き肩」は放っておくと進行して、

  • 姿勢が悪くなる(背骨の変形)
  • 呼吸が浅くなる(自律神経の不調)
  • 首や肩がこりやすくなる(頭痛・めまいなど)

といった問題につながります。

早めに改善に取り組みましょう。

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