こんにちは、院長もりたです。
前回は「巻き肩矯正体操」として、肩甲骨の開閉運動をご紹介しました。
今回は第2弾として、もう二つ、簡単な運動を取り上げたいと思います。
前回と同様、いつでもどこでも簡単にできる体操なので、ぜひ習慣的に行なっていただき、「巻き肩」の改善に役立ててください。
目次
「後ろ手組み腰回し運動」
まずは「後ろ手組み腰回し運動」です。
立って行なうので、やりやすいですよ。
やり方
- 両手を後ろで組み、できるだけお尻から遠く離します
- 肩や腕はなるべく動かさずに、腰だけグルグル回します
- 「右回し、左回し、ともに8~10回」で1セット。一日何度でも。
実演動画
肩を動かさないで腰だけ回すというのは、難しいですよね。
けど、そこを意識することで、より肩甲骨周りをほぐすことができます。
がんばってみてください。
「しゃがんでバウンド運動」
つぎに、「しゃがんでバウンド運動」です。
イスを使います。
やり方
- イスに背を向けてしゃがみ、両手をイスのフチに置きます
- 肘をできるだけ高い位置にキープして、カラダを軽く上下にバウンドさせます(20~30回)
実演動画
肩関節が硬いひとは無理しないで
肩関節が硬いひとは、いきなり大きく沈み込むと、肩を傷める危険があります。
そのようなひとは、テーブルのような高い台を使って、無理のない範囲ではじめてください。
まとめ
いかがですか?
前回から3つの体操をご紹介したわけですが、これらはいずれも「肩甲骨の可動性を高める」ことを目的としています。
「巻き肩」は、肩甲骨の動きが悪くなっている状態です。
どの体操も、肩甲骨をしっかり動かす意識で行うと、より効果的です。
「巻き肩」は放っておくと進行して、
- 姿勢が悪くなる(背骨の変形)
- 呼吸が浅くなる(自律神経の不調)
- 首や肩がこりやすくなる(頭痛・めまいなど)
といった問題につながります。
早めに改善に取り組みましょう。
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