頭痛の種類と原因、もりたカイロプラクティックでできることをご説明いたします。
目次
慢性頭痛の種類
慢性頭痛の多くは、次のいずれかに当てはまります。
- 緊張型頭痛/肩こりなどの筋肉の緊張からくるもの。頭重感、締め付け感、目の奥の痛みなど。
- 片頭痛/動脈の拡張からくるもの。ズキズキと脈に合わせて痛む。
両方を併せ持っている方も、少なくありません。
もりたカイロプラクティックの施術は、筋肉のこりをていねいにほぐしますので、「緊張型頭痛」に最適の施術です。
緊張型頭痛の原因はトリガーポイント
「緊張型頭痛」は、首こりや肩こりからくる頭痛で、文字どおり筋肉の緊張が原因です。
この頭痛の正体は、筋肉の硬結である「トリガーポイント」からの関連痛です。
トリガーポイントとは、筋肉にできる「強いこり(硬結)」のことで、離れた場所にも痛みを飛ばす性質があり、これを「関連痛」といいます。
別の場所にも痛みを引き起こすということで、「引き金点=トリガーポイント」と呼ばれます。
頭痛を引き起こすトリガーポイントの例
頭痛の原因となる代表的なトリガーポイントを、ご説明します。
後頭下筋群
「後頭下筋群」(こうとうかきんぐん)は、後頭骨の下縁と頚椎を結ぶ小さな筋肉群です。
事故などでのムチウチで損傷し、その後トリガーポイントが形成されて頭痛が慢性化するケースもあります。
(下図;✕印がトリガーポイント、赤色が関連痛領域)
頚板状筋
「頚板状筋」(けいばんじょうきん)は後頚部の筋肉のひとつで、頭を後ろへ倒す動作に関わります。
猫背姿勢などで頭が前方に突っ込むと、後ろから常に頭を支えることになり、緊張を強いられます。
図でわかるように、「目の奥の痛み」にも影響します。
僧帽筋
「僧帽筋」(そうぼうきん)は首肩から背中までの広い範囲をおおう筋肉です。
肩こりからくる頭痛の主な原因筋です。
もりたカイロプラクティックでできること
もりたカイロプラクティックでは、
- トリガーポイントセラピーで筋肉をゆるめる
- 硬くなった関節をゆるめる
- 体操法や体の使い方を指導する
この3つのアプローチで改善を図ります。
1.トリガーポイントセラピーで筋肉をゆるめる
痛みの原因となっているトリガーポイントを、手技によりていねいにゆるめていきます。
ここが、もっとも重視する過程です。
押圧すると、「頭にビーンと響きます」などと言われます。
受けた感覚は「イタ気持ちいい」ものです。
2.硬くなった関節をゆるめる
筋肉が硬くなれば、当然、関節も硬くなって動きが悪くなります。
筋肉をゆるめたあとに、関節も手技を用いて無理なくゆるめ、動きを良くしていきます。
ボキボキ音が苦手な方や、ご高齢の方には、音のなる手技は行わず、別の方法で代替します。
3.体操や体の使い方をご指導します
自宅で行っていただく簡単な体操や、歩き方をはじめとする日常動作の改善など、生活習慣上の指導を行います。
その人の状態に応じて提案するので、実践していけば、かならず体は変わります。
トリガーポイントセラピー施術動画
◆以下のページも参考にしてみてください。
→ 「トリガーポイントセラピー」
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