もりたカイロプラクティックでは、膝の痛みに悩む人に、自分でできるテーピング法をよくお教えしています。
テーピングも、複雑で面倒な方法では、イヤになってしまいますよね。
当院でおすすめするのは、手軽にできて、かつ効果も高い方法です。
私ももともと膝が悪く、以前強い痛みが続いたときに、このテーピングでしのぎました。
使用するのは伸縮性のあるテープです。見た目以上にサポート力があり、関節を完全には固定しないので動きやすいというメリットがあります。
スポーツなどでは、テーピングをしておくことで不安をかなり抑えることができます。
膝痛を抱える方は、ぜひお試しください。
膝テーピングのやり方
使用するのは伸縮タイプのテープで、幅50ミリのものです。
1.25~30センチの長さを2本用意します
2.イスに座り、膝を軽く曲げた状態で、まず内側に貼ります。
脛骨(スネの骨)のやや外側から膝蓋骨(膝のお皿)の内縁をかすめ、大腿内側に向けて貼ります。
このとき、次の点に注意してください。
- 伸縮性だからといって、強く引っ張らないこと。強く引っ張って貼ると、皮膚がかぶれやすくなります。引くか引かないか程度の力で貼っても、十分効きます。
- しわを作らないこと。
貼り終わりはこんなかんじです。
3.次に脛骨でクロスさせ、外側に向けて貼ります。
4.完成
たったこれだけですが、安心感が違います。
特に左右のねじれをガードしてくれるので、方向転換したときなどにズキッとくるのを防いでくれます。
朝貼って、夜剥がす
テーピングのいちばんの欠点は、かぶれやすいことです。最近は品質も改良されて昔と比べればかぶれにくくなっていますが、それでも糊ですからかぶれには注意が必要です。
基本的には、“朝貼って、夜剝がす”ようにしてください。何日も貼り続けるとかぶれの原因になります。
また、毎日貼り続けてもかぶれやすくなりますので、皮膚の弱い人やかぶれそうになった人は、一日置きくらいで使用してください。
なお、剥がすときはお風呂などで濡らしてからゆっくり剥がすと剝がれやすいです。勢いよくベリッと剥がすのは危険なのでやめましょう。
以上、膝痛にお悩みの方の参考になれば嬉しいです。
(参考)当院で使用しているテープです↓
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