こんにちは、院長もりたです。
わが家の胡蝶蘭が、今年も見事な花を咲かせてくれています。
この胡蝶蘭は、いまから13年前の2007年、もりたカイロプラクティックが現在の店舗に移転したときに、Mさんからお祝いとして贈っていただいたものです。
いただいたときの花が終わってからは、ご覧のとおり、長年お風呂場に置いています。
昨年、Mさんが91年の生涯を全うして天に召されたあと、思いだしたかのようにたくさんの花をつけ、そして今年も……。
そのぶ厚い手を揉むたびに、
「よお働いた手です」
とおっしゃった。
施術の前後にはかならず、両手を揃えて、
「お願いします」「ありがとうございました」
と丁寧にお辞儀をされた。
「お嬢ちゃんたちに」と、手作りの手提げ袋やお手玉をくださった。
この花を見ると、Mさんの姿をありありと思いだします。
あらためて感謝の思いです。
ところで、昔、植物園の方が、こんな説明をするのを聞いたことがあります。
「蘭って栽培が難しいイメージがありますけど、鉢に植えるから難しいんですよ。根っこを出して、風呂場にでもつり下げておくのが一番なんです。もともと熱帯地方でそうやって生きてるんですから」
Mさんの蘭も、ここ数年で鉢植えの根っこの部分が大きく張り出してきました。
こんな感じに↓
急にたくさんの花をつけ出したのは、それも関係するのかなと思います。
うん、けど、やっぱりMさんが、「先生、しっかり頑張ってね!」って言ってくれてるんだろうな。
Mさん、ありがとうございます。。。
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