ケトルベルで股関節スクワット

以前、「スクワットは膝ではなく股関節から動かしましょう」という内容の記事を書きました。(参照→「スクワットは膝ではなく股関節の運動ととらえよう」)

それと似た主旨で、ケトルベルを使った運動も面白いですよ、というのが今回のお話です。

ケトルベルとは?

ケトルベルっていうのは、トレーニング器具のひとつで、こんな感じのものです↓。

ケトルベル 4キロ(左)と2キロ(右)

やかんみたいな形からそう呼ばれます。ロシア軍の訓練に使われ出したのが発症だそうです。なかなかかわいい形ですね。

ケトルベルを使ったさまざまな運動法や競技もあります。興味ある方は調べてみてください。

通常、推奨されるのは「男性12キロ、女性8キロ」の重量のようですが、私はあまり負荷を強くしたくないので「4キロ」の軽量タイプを使っています。

やってみようケトルベルスイング

今回ご紹介するのは「ケトルベルスイング」といわれる動き。

  1. 背すじを伸ばしてお尻を後ろに引き、両手で持ったケトルベルを股下を通してお尻のほうにもっていきます。
  2. そこから勢いよくお腹を突き出して体を起こし、ケトルベルを肩の高さまで振り上げます。
  3. 1.と2.をリズミカルに繰り返し、ケトルベルをスイングさせます(30~50回)。呼吸は、1.で息を吸い、2.でフッと吐きます。

以前の記事に載せた「股関節から動かすスクワット」とよく似ていますね(写真下)。

効果は?

この運動の効果としては、おもに次のようなものが挙げられます。

  • 30~50回行うと、身体は一気に温まります。
  • ケトルベルの適度な重さが振り子替わりとなり、股関節の大きな動きを生みだして柔軟性が高まります。
  • 臀部、腰部など、背中側の大きな筋肉が刺激され、筋力アップにつながります。
  • 腰痛予防にも効果的です。

日頃の運動不足を少しでも解消したいという方は、軽量タイプを使って行なってみてはいかがでしょうか。とても楽しくできる運動ですよ。

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