ウォーキングを考える―歩きにはクセが表れる

もりたカイロプラクティックは、「歩くことでカラダを変えよう」という考えのもと、
ウォーキング指導に力を入れています。

なので、ちょっとしたウォーキング教室みたいになります(笑)

 

なぜウォーキングを重視するかというと、答えは2つ。

  1. 「歩き」にその人のカラダのクセが表れるから
  2. 「歩き」を変えることでクセを除き、カラダを変えていくことができるから

 

今回は、「1.歩きにその人の体のクセが表れる」について書いてみますね。

「歩き」のチェックポイント

初めて来院された方の場合、まず室内を歩いてもらいます。

このとき、次のようなポイントに注意します。

  • 全体の姿勢はどうかな?
  • 体が前後左右に傾いていないかな?
  • 重心のバランスはどうかな?
  • 左右の足のリズムはどうかな?
  • 歩幅はどうかな?
  • おへその向きはどうかな?
  • つま先の向きはどうかな?
  • 足音の大きさはどうかな?
  • 着地や離地の足使いはどうかな?
  • 膝の伸び具合はどうかな?
  • 腕の振り幅はどうかな?
  • 腕の振りの左右差はどうかな?
  • 目線はどうかな?
  • 力の抜けぐあい(入りぐあい)はどうかな?
  • 上半身と下半身の連動性はどうかな?

などなど、挙げればキリがありません。

 

はっきり言えることは、「歩き」は人により千差万別でとても個性的だということです。

たんなるクセではすまされない

みなさん、自分の「歩き」をふり返って、いま挙げたリストでどれか思い当たる点はありますか?これらはすべて、その人のクセが表れやすい点といえます。

性格的なクセならたんなる個性ですませられますが、カラダの使い方のクセはしばしば問題を孕んでいます。

 

たとえば、重心が右か左に偏る人なら、どちらかの足の故障が原因かもしれませんし、場合によっては脳の問題まで考えなければならないでしょう。

股関節や膝関節に問題があって、それが歩きのアンバランスの原因になり、ひいては首の歪みにつながっていることなどもよくあります。

 

たかが「歩き」、されど「歩き」。

 

単純な運動でありながら、奥が深いです。

 

これから、「ウォーキングを考える」というテーマを軸にして連載していきたいと考えています。今後もお楽しみに!

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