「鍛える」の落とし穴

【筋肉の役割】

筋肉の役割は「収縮」すること。

「収縮」する力が「筋力」。

硬く縮こまった筋肉は「収縮」できない 。
つまり「筋力」を発揮できない 。

その状態で筋トレしても疲労するだけ。

まずはふわっとした状態に戻してあげること 。
ほぐす、緩める。

そうすれば、もともとある「筋力」を発揮できる 。


↑↑↑ これが、もりたカイロプラクティックの基本的な考え方です。

たとえば、脚に痛みがあるひとが、「筋肉をつけないと」と筋力トレーニングに励んだりします。

もちろん筋トレ自体は悪いことではありません。

ただ、痛みがある状態で行うべきかどうかです。

痛みがあるときは、たいてい筋肉は硬く縮こまっています。

そこにムチ打つように負荷をかけても、筋肉はヘトヘトになるだけ。

それは風邪で高熱があるひとにランニングさせるようなもので、無理があるのです。

高熱があるなら、まずは睡眠をとって休息すること。

同じように、疲れた筋肉はムチ打つのではなく、緩める方向にもっていき、血流を促すことです。

ふわっと緩んだなら、またグッと縮むことができます。

これが「筋力」です。

無理に「鍛えよう」とする前に、筋肉を休ませ、本来の状態に戻すことが大切ですね。

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