肩が痛いならほぐしてみてほしい4つのポイント【自分でできます】

スポンサーリンク

こんにちは、院長もりたです。

「もう何か月も肩の痛みに悩まされて・・・」

「ひどいときは、痛くて夜も眠れません」

このような「肩の痛み」を訴えて来院される人の特徴、それは、

“ほんとに辛そう”

ということ。

もちろんほかの痛みも辛いんですけど、「肩の痛み」は長期間に及ぶことも多く、ほとほと困り果てておられますね。

今回は、そんな「肩の痛み」でお悩みの人に向けて、自分でも手軽にほぐせる4つのポイントをご紹介します。

「いろいろやってみるんだけど、なかなか改善しなくて・・・」という人は、まずは一週間試してみてください。

肩が痛いならほぐしてほしい4つのポイント

そもそも、痛いからといって肩関節だけを問題にしていても、埒が明きません。

肩関節がおおもとの震源地だとしても、そこから筋肉の緊張が連鎖的に広がっています。
したがって、「肩の痛み」に関する“ライン全体”をみていく必要があります。

今回ご紹介する4点は「腕のライン」で、つぎのとおりです。

  1. 母指球
  2. 肘の少し向こうの外側(前腕部)
  3. 肘の少し手前の真ん中(上腕部)
  4. 胸部
肩の痛みに関する4つのポイント

痛い側(イラストでは右側)のトリガーポイントを、反対側の手を使って押圧していきます。
以下、「右腕側を左手を使ってほぐす形」で説明します。

写真やイラストをよく見て、確認してくださいね。

押圧のやり方

やり方の基本は、

  • 押さえながら「効く~」と感じるところを探す
  • ちょうどいいポイントをとらえたら10秒間キープ
  • それを2~3セットくり返す

です。

あまり細かいことは気にせずに、写真を見ながらだいたいのところを押さえて、「ここ効く~」と感じるところを押圧すればOKです。

強く押す必要はなく、“イタ気持ちいい”くらいの強さで押せば十分です。

4つめの「胸部」以外は、グリグリこねるのではなく、真っ直ぐに押してピタッととめておきます。

では、ひとつずつみていきましょう。

1.母指球

親指のつけねのふくらみですね。

ここって、けっこうこってるんですよ。そして、こってる人ほど押すと痛いです。

右手の母指球を、左手の「親指」「人差し指の第2関節」を使って押圧します。

どちらでも、やりやすいほうでどうぞ。

このあたりを、

母指球1

親指や、

母指球2

人差し指の第2関節を使って押圧する。

母指球3

2.肘の少し向こうの外側(前腕部)

つぎに、肘の少し向こう、手首を手の甲側に反らせたときに筋肉がモリッと硬くなるところを押圧します。

「親指」「親指以外の4指」のやりやすいほうで行います。

このあたりを、

伸筋群1

親指や、

伸筋群2

その他の4指で押圧する。

伸筋群3

3.肘の少し手前の真ん中(上腕部)

今度は、力こぶの筋肉の肘に近いあたりを押圧します。

このあたりを、

上腕部1

親指で押圧する。

上腕部2

ここは「親指」を使うことになりますね。

上腕骨に向かって「真っ直ぐ押す」感じです。

4.胸部

胸部は、肩先から鎖骨を辿って凹んでいる箇所のすぐ下あたりです。

「親指以外の4指」で押圧しますが、ここは小さな円を描くようにグリグリやってもいいし、ピタッととめて押圧しても、どちらでもOKです。

このあたりを、

胸部1

4指でグリグリ押圧。

胸部2

まずは一週間やってみよう

4つのポイント、そんなに難しくないですよね!

あとは、これを「朝・昼・晩の1日3回」などと決めて、一週間やってみてください。

コツは、

  • 強くやりすぎないことと、
  • 結果を焦らないこと

です。

これでもかと、目の敵のようにほぐそうとすると逆効果ですよ。

「お疲れさんだね」「痛いのにがんばってくれて、ご苦労さんだね」

といった“いたわりの気持ち”で、押圧してあげてください。

最後に

今回は腕の重要なラインをご紹介しましたが、「肩の痛み」に関するラインはこれだけではありません。

筋肉や筋膜をきちんとみることのできる、経験豊富な施術家を探してみることをおすすめします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました