平均台の上を歩くような一本のライン上を歩く歩き方は、バランスがとりにくく、上級者向けです。平均台を「肩幅」に広げて、その上を歩くイメージで歩いてみましょう。膝がまっすぐにスッと出て、きれいな歩き方になりますよ。
「きれいな歩き方」の代表例として、一本のライン上を歩くように、両足を交互に重ねて歩く歩き方があります。
たしかにモデルさんのような、美しい歩き方になります。
しかし、この歩き方はまるで平均台の上を歩くようで、実際にバランスがとりにくく、上級者向けといえます。
目次
肩幅の平均台をイメージ
私は、「肩幅」の平均台をイメージすることをおすすめします。
平均台の幅を、イメージのなかで勝手に「肩幅」に変えるのです。
そして、その上を足をまっすぐに踏み出しながら歩く。
このイメージで歩く利点は、
- 膝がまっすぐにスッと出やすくなる
- 内側ラインを意識しやすくなる
の2つです。
膝がまっすぐにスッと出る
脱力ウォークでは、膝を、
- まっすぐに出す
- スッと力みなく出す
ことを重視します。
もちろん、そのとき膝から下の力はぶらんぶらんに脱力しています。
グイグイとつま先で地面を蹴る歩きをすると、膝にも力みが入ってしまいます。
地面は蹴らずに、肩幅の平均台の上を歩くイメージで膝をスッと出しましょう。
(参考記事↓)
内側ラインを意識
また、シリーズ(17)で解説した「内側ラインを意識する」ことが容易になります。
(参考記事↓)
要するに、肩幅の平均台をイメージして歩くと膝や足先を外に開きにくくなる、ということです。
動画で確認
このように、ちょっとしたイメージをもつだけで、脱力ウォークがしやすくなります。
参考にしてみてください。
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