膝痛の人にやめてみてもらいたい3つの歩き方

仕事柄歩くことが多いというHさん(50代女性)、膝の痛みをなんとかしたいと来院されました。

整形外科で定期的に注射を打ってはいるものの、思うような効果は得られず、「特に階段の昇り降りが辛い」とのこと。

Hさんのような方のケースでは、

  1. はじめに身体のバランスや可動性、歩き方の癖などをチェックし、
  2. 手技を用いて膝周りを中心に全身の筋肉と関節を緩め、
  3. 最後に歩き方を丁寧に指導します

現在、月に一度のペースで数回来られたところですが、

「膝がしんどいということが少なくなってきました。階段がラクになっています」

と喜ばれています。

歩き方においては、3つのことを意識的に避けてみてもらっています。

動画にまとめてみました↓

  1. つま先で蹴る
  2. かかとから着地
  3. 大きな足音

これらをとりあえずやめてもらいます。

特に1.と2.に関しては、「良いと思ってそうしてきた」とおっしゃる方が多いので、意外に思われるかもしれません。

もちろん、そのように歩くほうがラクという人もおられるのでケースバイケースではあるのですが、総じて裏目に出ることが多いと、私は考えています。

要するに、あまり力んで歩いてほしくないのです。

がんばってガシガシ歩くのをやめて、ヘナヘナスッスと力感のない歩き方を心がけていただきたい。

それだけでも身体の負担が変わってきます。

これは膝痛にかぎらず、股関節痛や、足裏の痛み(足底腱膜炎など)にも有効です。

興味のある方は、「脱力ウォーク」から記事をご覧になってください。

参考になれば、嬉しいです。

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