ウォーキングでいちばん大切なのは「歩数」でも「時間」でもなく「歩き方」ですよ、という話はこれまで何度も書いてきました。
「ウォーキングで気をつけたい2つのこと(1)」でも書いたように、
悪い歩き方で1万歩歩くより、きれいな歩き方で千歩歩いてもらいたいのです。
最近は、ウォーキング関連の本を見ても、「歩き方」が大事ですよ、たくさん歩けばいいってもんじゃありませんよ、という内容がよく出てきます。
とても良い傾向だなと思います。
ただ、それでも気になることがあります。
正しい歩き方の解説で「それはどうなんだろう??」と感じる点もあるのです。
中でも、よくある説明が、
- 地面を蹴って大股で歩きましょう
- 踵から着地してつま先で蹴りましょう
というもの。
患者さんも、「大股にせんといけんのよね」とか「踵から着いたほうがええんよね」とよくおっしゃいます。
けど、ちょっと注意が必要です。
大股で歩くことも、踵での着地も、結果としてそうなることであって、それを意識するとかえってぎくしゃくした歩き方になり、力んだ歩きになってしまうのです。
ここで、大事なことを、いまから言います。
よ~く、心に留めてください。
いいですか~
言いますよ~(早よ言えってか!)
じゃ、言いますね。
「力みは故障のもと」
これです。
なんじゃそりゃ!?って感じですか?(笑)
とっても大切なことなんですよ。
ウォーキングを始めました。
歩き方が大切と学びました。
けど痛みが出ました・・・
原因の最たるものは「力み」です。
故障を予防するには、無駄な力みを入れず、力を抜いて歩くことです。
カギは「脱力」にあり。
これをお伝えしていきたいと思っています。
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