こんにちは。
「脱力ウォーク広め隊」隊長のもりたです。(勝手に作りました・笑)
今回は、脱力して歩くには具体的にどこをどうすればいいのか、についてご説明します。
もう一度おさらいをしますと、
- 地面を蹴って大股で歩きましょう
- 踵から着地してつま先で蹴りましょう
というよくある「正しい歩き方」には注意が必要です。
これらは結果としてそうなることであって、意識しすぎると「力み」を生み、故障につながるからです。
脱力したいポイントその1「ふくらはぎ」
地面を蹴って…は要注意、と言っていることからも察しがつくように、
脱力してもらいたい第一のポイントは、ふくらはぎ(足首)です。
私はよく、患者さんにアドバイスするときに「膝下の力を抜きましょう」と言います。
「膝下=下腿」を力ませたくないのです。
「足首」の力を抜く、といってもいいですね。
立っていても座っていてもいいですから、ちょっと片足を上げて足首をブラブラと振ってみてください。ふくらはぎもブラブラとなりますね。
この“脱力感”で歩いてもらいたいのです。
やってみよう『脱力ウォーク』
では、実際に歩いてみましょう。次の3段階をゆっくり行ってみてください。
1.立った姿勢からどちらかの足を一歩前に出して、重心を乗せていきます。
すると、後ろ足の踵が上がってきます。
このときに後ろ足の「膝から下=ふくらはぎ」の力を抜きます。
2.次に、力を抜いたまま足を前に運びます。
膝から前に抜くような意識で行うと、力を抜いたまま出しやすいです。
3.そのままスッと軽やかに着地します。
「踵から着地」とかは考えなくてけっこうです。
これが基本です。
あとは、これを連続させて歩くだけ。
次回は、脱力ウォークの練習法について、もう少し細かく書きますね。