こんにちは、院長もりたです。
すっかり暑くなってきましたね。
今日の記事も、肩ひじ張らず気楽に読んでくださいね。
よくお客様から、こんなことばを聞きます。
「ストレッチをやろうとすると、子どもが乗っかってきて邪魔されるんですよぉ」
いやぁ、しあわせな光景ですね。
そんなときわたしは、“小さな子どもを使ったストレッチ法”を伝授します。
あ、「子どもを使った」なんていうと子どもに失礼ですので、「子どもに手伝ってもらう」としておきましょう・笑
わたしも子どもたちがまだ小さかったころに、よく子どもを使って…、あ、いや、手伝ってもらいました。
親子で楽しめて、しかもストレッチの効果も上がるすぐれもの。
3つご紹介します。
ちなみに「小さい子ども=小学校に入るまで」の設定で書いています。
子どもに手伝ってもらうと効果的なストレッチ
かんたんに言えば、ストレッチのときお子さんに「おもり役」として乗ってもらうだけです。
つぎの3つです。
- 上体反らし
- 体ひねり
- 膝曲げ
この順番にこだわる必要はありませんし、どれかひとつだけでももちろんかまいません。
では、みていきましょう。
1.上体反らし
うつ伏せから、腕をついて上体を反らせるストレッチです。
このとき、お子さんに「腰」にすわってもらいます。
ここで質問です。
一日のうち、あなたは何回腰を反らせますか?
1回?、2回??、もしかすると、「まったくしない」というひとも多いのではないでしょうか。
では反対に、腰を丸めることはどれくらいありますか?
意識的に前屈しなくても、イスにすわっているときとか、クルマを運転するときなど、ほとんどの時間で腰が丸まっているのではないでしょうか。
それくらい、ふだんの生活では腰を丸めることが多く、反らすことは少ないものです。
このストレッチで、一日に一度は腰を反らしておきましょう。
2.体ひねり
仰向けに寝て、片脚を反対側にもってくるストレッチです。
お子さんには、「膝」にすわってもらいます。
これは、乗っかってもらうと、めちゃっくちゃ効きますよ~。
「ひねり」も、ふだんあまりしない動きです。
体の歪みをなおすには「ひねり」が一番有効です。
骨盤や背骨の歪みが気になるひとには、特にやってもらいたいストレッチです。
3.膝曲げ
片膝を曲げたところから後ろに倒れるストレッチです。
お子さんには、「膝」にすわってもらいます。
柔軟性のあるひとは完全に後ろに倒れてもいいですが、キツいひとは無理をせず手や肘をつく形で行いましょう。
「ももの前」のストレッチになります。
ここもふだんあまり伸ばさないところですが、とても大切な箇所です。
すわってもらうコツ
やってみると、乗ってもらうと思ったよりも“効く”ことにびっくりするでしょう。
問題は、いかに「喜んで」協力してもらうか?
実は、そのためのコツがあるんです。
それは、
「すわるなー!!」
と言うこと・笑
「すわって」と言ってもなかなか聞いてくれません。(特に男の子)
そこを逆手にとって、
「頼む、頼むから、膝にだけはすわらないでくれ、ああー、そこは、そこだけはすわらないでくれーー!!」
と断末魔の叫びのごとく声をあげれば、喜々としてすわってきます・笑笑
わたしはよく、バイキンマンの声でやってましたね。
「うわ~、やられた~、バイバイキ~ン」
と、もだえてあげれば大喜び。
まあ、そんな感じで、楽しくできたらいいですよね!
注意点
せっかく手伝ってもらっても、ケガをしてしまったら元も子もないので、念のため注意点も書いておきます。
- ドンと勢いをつけず、ゆっくりジワジワとすわってもらうこと
- ご高齢の方は、危険ですので行わないでください
子どもは動きが激しいので、いきなりドンとこられると危ないです。
そこは十分ご注意ください。(「それが難しいのよ」なんて声が聞こえてきそうですが…)
まとめ
わたしも、3人の娘たちによく協力してもらいました。
小さな子どもはカラダを動かすことが大好きですから、きっと喜んでやってくれますよ。
ぜひ上手に使って・・・、じゃなかった、手伝ってもらって、効果的にストレッチをしてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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