今回は、患者さんの症例を、ご本人に掲載の承諾をいただいた上で、ご紹介します。
目次
来院時のお悩みと状態
Yさん(50代女性)は、9か月前の今年1月に右の殿部及び大腿部の痛みをきっかけに来院されました。
おもな訴えは、
- 半年前から右の殿部やももの前が痛み、歩きにくくなった
- 特に階段がつらい
- 寝ていても腰が痛くなってくる
- まっすぐに立てない
といったものでした。
みると、骨盤が左に傾き、腰椎も左に弯曲しています。
両脚を閉じて立つことが難しく、無理に閉じようとすると右膝が曲がってしまいます。
このような感じでした↓(ご本人に当時の状態を再現してもらいました)
歩く際もからだの横揺れが目立ちました↓(動画参照)
※痛みも強かったので、当時はこの動画よりももっとぎこちない歩き方でした。
脚が閉じやすくなった
施術でこわばった筋肉を緩め(全身施術が基本)、自宅で行っていただく「セルフほぐし」法や、靴の履き方などを細かくアドバイスさせていただきました。
その後、週一回のペースで来院され、4回目が終わった頃には「脚が閉じやすくなっている」とおっしゃいました。
毎回、歩き方をチェックし、できそうな体操などを提案。
2か月後には、
- 以前より眠れる
- ゆるんできた感じ
- 気圧のせいか痛い日があった
と、調子の良い日が増えてきました。
それからは、ほぼ月一回のペースでメンテナンスとして通っておられます。
現在(9か月後)の立ち姿と歩き方
当院に通われはじめて9か月たった現在、閉じにくかった脚も膝を曲げずに閉じて立つことができています。↓
歩くようすも、このとおりとてもスムーズになりました。(上の動画と比べてみてください)
いまでも気温が急に冷え込んだり、無理をしたりしたときには痛みも出ていますが、以前に比べればとてもラクになったと喜んでおられます。
Yさんは、ご自分でも健康に関する勉強を熱心にされています。
また、当院のアドバイスにも素直に耳を傾けて実践しておられるので、これだけ改善してきたのだろうと思います。
「同じようなことで悩んでいる方のためになるなら」と、掲載を快諾してくださいました。
気になる方は、「お問い合わせ」ページのメールフォーム、または公式LINEよりお気軽にご相談ください。
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