こんにちは、院長もりたです。
突然ですが、あなたは歩くとき腕を「ハの字」に振っていませんか?
カラダの前方で、自分から見てカタカナの「ハの字」の方向に腕を振っていないかということです↓
人の歩き方を注意してみていると、「ハの字」に振る人、けっこう多いんですよ。
きょうは、腕の振りを「ハの字」から「逆ハの字」に変えてみましょう、というお話です。
「ハの字」ではなく「巻き肩」が問題
「ハの字」に振ることじたいは、そんなに悪いことではありません。
そもそも腕がほとんど動いていない人も多いので、「ハの字」だろうがなんだろうが振れているだけマシです・笑
とはいえ、せっかく腕を振るのなら、よりカラダのためになる振り方をしたいものですよね。
「ハの字」が悪いのではなく、そうなってしまうおおもとの原因こそが問題です。
それはなにかというと「巻き肩」です。
両肩が前方に丸まっている姿勢のことですね。
「巻き肩」はねこ背姿勢とセットですし、呼吸も浅くなります。
そもそも見た目の印象も、なんだか元気なさそうです。
自然に立ったときに、
- 手がズボンの前ポケットの位置にくる
- 手の甲が前を向く
- 胸の両サイドで服にタテ皺が入る
といった人は要注意です。
できるだけ改善していきましょう。
前ポケットと後ろポケットの大きな違い
その改善の第一歩が、腕の振り方を「逆ハの字」にするというものです。
やり方は、いたって簡単。
歩きだしのときに、ズボンの「前ポケット」の位置にあった手を「後ろポケット」の位置に変えるだけです。
実験1・前ポケットに手を置く
ここで実験。
- 両手を前ポケットの位置に置いて立ちます
- 腕の振りは自然にまかせて、そのままスタスタと歩きます
どうですか?
腕はカラダの前方で「ハの字」に振れるでしょう。
実験2・後ろポケットに手を置く
つぎに、
- 後ろポケットの位置にに手を置いてから
- スタスタと歩きます
どうです?
「逆ハの字」になったでしょう!
「逆ハの字」に腕を振ると、胸が開いて肩が後ろに引けます。
そのような歩き方を続けていくことで、「巻き肩」も改善されます。
前ポケットか後ろポケットか、それだけの違いですけど、ここを意識するかどうかで「歩き方」も「姿勢」もまったく変わってくるんですよね。
「逆ハの字」に振ることで、両肩を結ぶラインが広くなるので、姿勢から受ける印象も明るくなります。
まとめ
これはバッグなどを持って、片手がふさがっているときも同じです。
片腕を「逆ハの字」のラインで振るようにしてみてください。
さっそうとした歩き方に早変わりですよ。
- 歩きだしのときに、後ろポケットをさわる
- 歩いているときも、ときどき後ろポケットにさわりながら歩く
きれいに歩けて、「巻き肩」も改善できる、ちょっとした秘訣です。
どうぞお試しあれ!
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