脱力ウォークのすすめ(12)ツイストを使って歩く

脱力ウォークのすすめ(12)ツイストを使って歩く

胸鎖関節から腕を振ることを意識すると、上体が軽くツイストします。そのぶん、腕の振りが伸びやかで大きなものになります。脚は前に出やすくなり、結果的に歩幅が自然に広がります。軽いツイストを使って歩くことが、力みのない「脱力ウォーク」につながるのです。

本シリーズ8回目では、「胸鎖関節から腕を振る」ことを意識しました。

胸鎖関節から長い腕が伸びるのを意識するだけで、腕の振りが伸びやかになり、歩幅も自然に広がりましたね。

「脱力ウォークのすすめ(8)胸鎖関節から腕を振る」

ツイストを上手に使おう

実は、胸鎖関節から腕を振ると“ある動き”が生まれます。

それは、「ツイスト」の動きです。

「ひねり」のことですね。

これは、脱力ウォークを考えるうえで重要なポイントです。

まずは、こちらの動画をご覧ください。

腕を「肩関節」から振った場合と、「胸鎖関節」から振った場合の違いがおわかりいただけるでしょうか。

「胸鎖関節」から振った場合は、上体が軽くツイストし、そのぶん腕振りも伸びやかに大きくなっています。

胸鎖関節から振った場合

「胸鎖関節」から腕を振ると・・・

  • 上体が軽くツイストする
  • 腕の振りがより伸びやかに大きくなる

脚が前に運ばれる

動画のように、まずは止まったまま、その場で「胸鎖関節」から腕を振ってみましょう。

上体が軽くツイストしていますか?

つぎに、そのまま歩いてみてください。

上体が軽くツイストすると、脚がスッと前に運ばれるような感覚になるでしょう。

その結果、歩幅は自然に広がっていきます。

何度も言いますが、歩幅はつま先で蹴って“広げる”のではなく、腕振りを上手に使って自然に“広がる”のが理想です。

ただし、「そうか、ツイストして歩けばいいのか」と、グリグリと無理にひねる必要はありません。

それはそれで無駄な力みが入り、脱力ウォークではなくなります。

ポイントは、軽くツイストすること。

胸鎖関節から腕を伸びやかに振れば、自然にそうなりますよ。

まとめ

  • 「胸鎖関節」から腕を振ると上体が軽くツイストする
  • その結果、脚が前に出やすくなり、力むことなく歩幅が広がる

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