
「脱力ウォーク」といっても、全身すべての力を抜くかというと、それは違います。力を入れるべきところもあります。それは、「お腹・腰まわり」です。ここで姿勢を支えたら、あとは全部脱力したいくらいです。
「ダラダラ歩き」ではありません
「脱力して歩く」「足はぶらんぶらんで」などと言うと、ふにゃふにゃした「ダラダラ歩き」を連想されるかもしれませんね。
もちろん、そうではありません。

このような「ダラダラ歩き」は、姿勢が乱れ、前への推進力も出ません。
「脱力ウォーク」はこれとは対照的に、姿勢の良い美しい歩きであると同時に、推進力がある効率的な歩き方です。
「お腹・腰まわり」で上体を支える
「脱力ウォーク」で唯一力を入れる箇所は、「お腹・腰まわり」です。
「お腹・腰まわり」で上体をしっかり支えて、姿勢を保ちます。
- 両手で前後からお腹と腰をはさみ、お腹を軽く引っ込めます
- そこからグイーンと上体を持ち上げてキープし(写真右)
- そのまま歩きます(写真左)

これは、「続・立ち仕事中にこっそりできる筋トレ3選」に掲載したこちらの動画(↓)でも紹介したやり方です。
お腹の内側には、お腹を引き締める「腹横筋」という筋肉があります。

腰には、背骨を支える「脊柱起立筋」という筋肉があります。

これらの筋肉をしっかり使うということです。
まとめ
「脱力ウォーク」といっても、全身すべての力を抜くわけではないことがおわかりいただけたでしょうか。
ポイントは、「お腹・腰まわり」だけは力を入れて、あとはどこにも入れない点です。
足だけでなく、腕や肩、首も力みたくないのです。
では、今回はこのへんで。
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