こんにちは、院長もりたです。
前回は、歩くときに腕を「逆ハの字」で振ると姿勢もよくなりますよ、というお話でした。
きょうは、いくつか補足したいことがあるので書いておきます。
補足したいのは、
- 「逆ハの字」に振るちょっとしたコツ
- そのときの脚への意識
の2点です。
1.「逆ハの字」に振るちょっとしたコツ
「逆ハの字」に振るコツとして前回ご紹介したのは、「ズボンの後ろポケットにふれてから歩く」というものでした。
後ろポケットに手をふれてから歩きだすと、あら不思議、自然に腕は「逆ハの字」の方向に動きます。
もうひとつコツがあります。
それは、
「手のひらを、やや前方に向ける」
です。
完全に前に向けるとさすがに不自然ですから、手のひらをほんの少し前に開くくらいがちょうどいいですね。
手のひらを前に開くことで、よりスムーズな「逆ハの字」の振り方ができます。
2.脚への意識
「逆ハの字に振りましょう」というと、
「なんかいばってるように見えません?」
と言われることがあります・笑
たしかに、ふんぞり返って見えるかもしれませんね。
けど、大丈夫。
ふんぞり返って見えるかどうかは、そのときの「脚の運び」で決まります。
「腕:逆ハの字」+「脚:ガニ股」=いばったオヤジ歩き
「腕:逆ハの字」+「脚:引き締め」=美しいモデル歩き
いやぁ、この違いは大きい!
上(腕)も下(脚)も開いてしまうと、とたんにオヤジ歩きです↓

そうではなくて、
「上(腕)は開いて、下(脚)は閉じる」
これが、きれいな歩き方の秘訣です。

実際にやってみてください。
オヤジ歩きだとみっともないだけでなくなかなか進みませんが、モデル歩きだと上と下がうまく連動して美しく、かつラクに歩けることがわかるはずです。
上は開いて、下は閉じる
それにしても、不思議です。
腕振りの方向を「逆ハの字」に変えただけで、姿勢が見違えるようになり、気持ちも明るくなります。
胸を開き、手のひらも開く動作は、きっと“心を開く”ことにもつながるのでしょう。
“気持ちよく挨拶できる率”が、グンと上がること間違いなしです。
「上(腕)は開いて、下(脚)は閉じる」
つぎに歩くとき、ぜひこのことを思いだしてください。
きっと「おっ、いい感じ!」と、歩くのが楽しくなりますよ。
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