今年は本もたくさん読みたいし、映画もたくさん見たいと思っています。
映画は、すでに3本見ることができました。
「チャップリン」
本年1本目は、『チャップリン』。

<チャップリン家初の公認ドキュメンタリー>とあるとおり、監督・脚本はチャップリンの息子カルメン・チャップリン。
出演者も、チャップリンの息子・娘たちをはじめ、チャップリンに近かった人ばかりで、彼らへのインタビューを中心に、“人間チャップリン”はどのような人だったのか、家族はどのように過ごしたのかが描かれます。
<私には“ロマ”の血が流れている>とあります。
私は「ロマ」について何も知りませんでした。
Google検索では、AIの回答にこう出てきます。
ロマ(Roma)は、インド北部を起源とし、10世紀頃からヨーロッパ、世界各地に移住した独自の国を持たない移動型民族です。かつて「ジプシー」と呼称され、長年社会的な差別や迫害を受けてきた歴史を持ちます。ヨーロッパに約1000万人以上が居住し、現在は定住化も進んでいますが、社会統合が課題となっています。
「世界各地に移住」「差別や迫害を受けてきた」という点では、ユダヤ人と通じるものがありますね。
チャップリンはこのロマの血を受け継いで極貧のなかに生まれた、という点が映画のカギになっています。
それにしても印象深いのは、カルメン・チャップリンの渋さ!
お父さんとの葛藤、自身の誇り難いキャリアなどを、やや自嘲気味におだやかに話す姿が、なんともカッコイイのです。
20世紀を代表する世界的スターとその家族でも、いろいろな気苦労があったんですね。
人間とは、なんと難しい存在でしょうか!
「ジョージ・マイケル」
2本目は、『ジョージ・マイケル』。

これまた「チャップリン」と同じく、世界的スターでありながら苦悩に満ちた人生のドキュメンタリー。
ポップデュオ「ワム!」が大ブレークした80年代半ば、私は坊主頭の中学・高校生でした。
英語の授業でお人形のように可愛らしいホワイト先生が、「ケアレスウィスパー」を題材にしたのをよく覚えています。
「ワム!」の解散後はよく知らなかったのですが、やはりそこにはスターならではの苦労が・・・。
子どもの頃から「ジョージ・マイケル」という本名ではない別人格を演じ続け、願いどおりにスターにまでなったのに、今度はその束縛が彼を苦しめる。
なんと人間は難しい存在か!(←二回目)
2016年に53歳という若さで亡くなったのは、ほんとうに惜しまれます。
「中島みゆき劇場版LIVEセレクション2」
3本目、これはきのう見たばかり。
「中島みゆき劇場版LIVEセレクション2」。

言わずもがな、日本を代表する“歌姫”中島みゆき。
コロナ騒動明けの2024年5月、東京で行われたコンサートのライブフィルムです。
以前女性のお客さまが、「泣きたいときは、みゆきを聴く」とおっしゃったのを思いだしました。
冒頭から怒涛の如く続く歌を聴きながら、全身に浴びる“歌の力”。
なかでも、『慕情』という曲は沁みました。
愛より急ぐものが
どこにあったのだろう
愛を後回しにして
何を急いだのだろう
甘えてはいけない 時に情は無い
手離してならぬ筈の
何かを間違えるな
振り向く景色はあまりに遠い
もいちどはじめから
もしもあなたと歩きだせるなら
もいちどはじめから
ただあなたに尽くしたい
当院のお客さまには、60~70代で先にご主人を失くされた方が何人かおられます。
切実な気持ちで聴き入りました。
中島みゆきさん、歌が素晴らしいだけでなく、姿勢も素晴らしい!
軽やかにステップを踏む姿もかっこ良く、身体のメンテナンスも相当しておられると思いました。
これからもまだまだ素敵な歌を歌い続けてほしいですね。
最近こんな映画がおもしろかったよ!というものがあれば、ぜひ教えてください。
「いやぁ、映画って本当にいいもんですね!」(水野晴郎)


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