こんにちは、院長もりたです。
突然ですが、最近、スキップしましたか?
「いつ、やったかなあ?」
「子どものころ以来、何十年もやったことないぞ」
そんな人も案外多いのではないでしょうか。
そんなあなたに、ぜひ今日にでも広場に行ってスキップしましょう、というお話です。
スキップは子どもが大好きな運動ですが、中高年のおとなにこそやってもらいたいのです。
その理由について、スキップの効果と合わせて書いてみます。
目次
スキップの意外な効果
スキップの効果として、私が特にあげたいのは次の4つです。
- 心肺機能の強化
- リズム感の維持
- からだ全体を使う連動運動
- スマイル効果
1.心肺機能の強化
スキップは、当然ながら「脚(下半身)」を使います。
筋肉の7割は下半身にあるといわれるくらい、脚の筋肉は大きいです。
大きな筋肉をしっかり動かすと、それだけ血液を必要とします。
心臓の拍動は早くなり、合わせて呼吸も早くなります。
つまり、
「心肺機能」の強化と「脚力」の強化はワンセット
ということです。
そして、注意したいのは、中高年になると、からだを動かしておかないと「心肺機能」と「脚力」、どちらもすぐに落ちるということ。
ちょっと階段をかけ上がると、息が上がる。
場合によっては気持ち悪くなる、といったことはありませんか?
もしそうなら、イエローカード。
あきらかに運動不足です。
「トシのせい」ではありませんよ。
たまにはスキップして、「心肺機能」と「脚力」を刺激しておきましょう。
2.リズム感の維持
フンフンフン♪と音楽に合わせてからだを揺らす。
それくらいならできそうですが、問題はリズムに合わせてからだを“動かす”ことができるかどうか。
スキップのリズムは、♪ツッカタッカ、ツッカタッカ♪と、けっこう複雑です。
久しぶりにやると、ツッタカタッタカで足がツッタりするかも(笑)。
スキップの複雑なリズムでからだを動かすことが、脳への良い刺激になります。
3.からだ全体を使う連動運動
やってみるとわかるとおり、スキップは「全身運動」です。
もっといえば、「全身が連動した運動」です。
からだ全体の「連動性」も、日頃からだを動かす習慣がないと、いつの間にか衰えてしまいます。
そして、それに気づきません。
スキップが「全身が連動した運動」であることは、スピードを上げてみるとよくわかります。
スピードアップすると、自然に両腕が大きく振れます。(下写真)

「腕を振ることで推進力を生みだす」
この感覚をつかむのに、スキップは最適です。
ウォーキングやランニングにも生かせますね。
歩くときに、腕がほとんど止まっている人が多いです。
それも指摘されてはじめて気づくようです。
しっかり腕を振って歩くことで、推進力が生まれ、ひいては脚の負担が減ります。
腕を振るのは、ほんとうに大事なことなんですよ。
4.スマイル効果
スキップの効果として、一番強調したいのがこれです。
やってみてください、かならず笑顔になりますから。
反対に、仏頂面でスキップするのは至難のわざです(笑)。
「仏頂面=おじさん」という図式が浮かぶくらい、おじさん達は表情が無くなりがち。
童心に返って、スキップして欲しいですね。
だれかと手をつないでやったりしたら、ぜったい楽しいでしょう。
みんなが瞬間で“笑顔”になれる魔法の運動、それがスキップです!
さっそくスキップしてみよう
さあ、なんだかスキップしたくなってきましたね。
ぜひ休憩時間を利用して、恥ずかしければお仲間と連れ立って、近くの広場で弾んでみましょう。
いつもより楽しい休み時間になること、間違いなしですよ(^^)/
【おまけ】私がスキップした動画です。
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