そっくり返って歩くくらいでちょうどいい姿勢になる

先月、「のめり歩きになっていませんか?」という記事を書きました。

歩いてもらうと、「前のめり」で歩く人がおられます。いわゆる「前傾姿勢」です。 本人は自覚していません。 この歩き方も、ふくらは...

これを直すためにご紹介した方法が、

「いったん背屈し、戻すときに10度残した位置でとめ、それから歩きだす」

でした。

今回は、この点をもう少し補足します。

10度背屈姿勢で歩く

ほとんどの人は、自分では真っ直ぐな姿勢で歩いているつもりでも、実際には頭が前に突っ込んでいます。

それほど頭が両肩の真上にくるのが難しくなっている人が多いです。

これを矯正するためにやってもらうのが、先ほどの「10度背屈姿勢」

「そっくり返っている気がします」と皆さんおっしゃいますが、これで真っ直ぐできれいな姿勢になっています。

そっくり返っている気がするのは、脳の錯覚です。

長期入院などでベッドに寝ていた人は、ベッドの角度をほんの少し起こしただけで、めまいがするほど前に傾いたように感じるといいます。

頭が前に突っ込む姿勢を長年続けているために、ちょっと頭が下がっただけでそっくり返った気がするのです。

脚の角度も意識してみよう

きょうは、これに加えて脚の振り出し角度も意識してみましょう。

ずばり、「前方20度」です。

上体は10度上を向きながら、前に出す脚を20度の角度で振り出します。

このとき、いつも言っている脚の「脱力」を忘れないように。

兵隊さんのように脚をポーンと投げ出す感じで振り出すといいですね。

自分ではそっくり返っているように感じるでしょうが、ぜひ周りの人に見てもらってください。

そこまでそっくり返っていないはずです。むしろ、真っ直ぐできれいな姿勢で歩けているでしょう。

ちなみに、頭突っ込みの「のめり歩き」では脚が前に出せません。

「上体10度、前脚20度」、これを意識してちょっとお散歩してみてください。おもしろい発見があるかもしれませんよ!