股関節は骨盤にある関節です【正しくイメージしよう】

「え、股関節って骨盤にあったの!?知らんかったわぁ」

こんにちは、院長もりたです。

股関節痛で来られた年配の女性に、正しい股関節の位置を説明したところ、びっくりしてこう言われました。

たしかに、股関節が骨盤にあるというイメージは、持っていないかもしれませんね。

あなたは、どうですか?

「股関節は骨盤にある関節」って知ってました?

考えたこともなかった!

そういえば、そうだったかな?

いろんな反応がありそうです・笑

カラダのしくみについて正しく知っておくことは、“故障を防ぐ”という意味でも、たいへん重要です。
というのも、間違ったとらえ方のままカラダを動かしていると、どこかに無理が生じてケガを起こしやすくなるからです。

ということで今回は、「股関節の位置」についてです。

股関節はどこにある?

「股関節はどこにありますか?指で示してください」

こう聞くと、ほとんどのひとは、両脚のつけ根、いわゆる「鼠径部」を指差します。

もちろん、正解です。

ただし問題は、

骨が、どの方向から、どんなふうについているか、

です。

そこまで聞かれると、「えっとー」となるでしょう。

まず大前提として、「股関節は骨盤にある関節である」ことを、頭に入れましょう。

大腿骨という太ももの骨が、骨盤側の穴ボコにポコッとはまっているのが股関節です。

どちらから付いているか

では、大腿骨はどんな方向で骨盤にはまっていると思いますか?

自分の股関節を指差して、向きを答えてみてください。

けっこう難しい・・・ですよね。

実は、「正面」からでも、「下」からでも、「真横」からでもないんですよ。

正解は、

「斜め前やや下から」

です。

写真で確認!

右脚と、その股関節です。

股関節の全体像

さらにアップ。
なんとなく、股関節の形状がつかめますか?

股関節拡大画像

右横から見ると、こう。

右から見た股関節

大腿骨を外すと、こんな感じです。
大腿骨の先端のまるいところを「大腿骨頭(こっとう)」、骨盤側の穴ボコを「臼蓋(きゅうがい)」といいます。

大腿骨頭と臼蓋

写真でわかるとおり、股関節はどちらかといえば骨盤の「ほぼ横」にあります。

ただし臼蓋は、後ろ側の壁が大きくてぶ厚くなっており、前側が空いていて、「斜め前やや下」を向いて開かれています。

臼蓋を真横から見ると、こんな感じです。
「斜め前やや下」向きなのが、よくわかりますね。

真横から見た臼蓋

正面から見た臼蓋です。

正面から見た臼蓋

大腿骨も独特のカタチ

つぎに、大腿骨にも注目しましょう。

大腿骨も、独特のカタチをしています。

臼蓋にまっすぐにはまっているのではなくて、キュッと折れ曲がってはまっています。

この折れた角度は「頚体角(けいたいかく)」といって、成人の平均で「125~130°」くらいです。

大腿骨の頚体角

自分目線から見ると、こんな感じ。

自分目線で見た股関節

そろそろ「股関節」の正確なカタチが、つかめてきたのではないでしょうか。

大腿骨がカクッと曲がって(頚体角)、まるい大腿骨頭が、「斜め前やや下」に向いて空いている骨盤の臼蓋にはまっている、これが「股関節」です。

まとめ

歩いているとき、イスに座っているとき、スポーツや楽器の演奏でカラダを動かしているときなど、さまざまな場面でこの「股関節の正しいイメージ」を持つように意識してみてください。

あいまいな間違ったイメージを持っていたときとは、また違った“動き”になるはずです。

では、今回はこのへんで。

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