脱力ウォークの練習第2弾として、前回は「すり足歩き」について書きました。
ポイントは、足を後ろから前に運ぶときに、
「脱力してつま先を床につけたまま、スーッと滑らせる」
ことでした。
今回は、「すり足歩き」をうまく行うコツについてです。
糸で引かれるイメージ
そのコツとはずばり、
「膝を前から糸で引かれるイメージ」をもつ。
足を運ぶとき、膝から前にスッと抜けていく感覚が欲しいのですが、
そのためにこの「膝を前から糸で引かれるイメージ」が役立ちます。
わたしは皆さんと練習するとき、「スッ、スッ」と言いながら手で糸を引く動作をします。
右膝を出すときは、右手で膝につながった糸をつまむような仕草で、
前にスッと引いてあげます。
力が抜けていると、膝が柔らかく前にスッと抜けてきます。
それを交互にくり返せば、膝痛でバタバタした歩き方だった人が、
力みのない軽い歩きに変わるのです。
パントマイムの「操り人形」
わたしは以前パントマイムを習っていました。
難しい「操り人形」も少しやりました。
この「糸で引かれるイメージ」はそれがもとになっています。
操り人形は吊り下げられているだけですから、当然ながら、完全に脱力しています(笑)
人形の膝が前方にスッと引かれるようなイメージも、きっと助けになりますよ!
【きょうのポイント】
- 「糸で引かれるイメージ」で、スッと膝を抜く
- 糸を引く動作を入れると効果的
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