こんにちは、院長もりたです。
娘が最近、やたら「モーニングルーティン」がどうのこうのと言ってたんですが、なんか流行っているみたいですね、この言葉。
一日のスタートをどう切るかは、たしかに大事。
いいじゃないですか「モーニングルーティン」、なんだか前向きな響きがあります。
ということで、自分にはそんなルーティン、何かあったかなと考えてみると、ありました、ありました。
「熱があるときでもやっている」
と妻に感心されるほどの、立派なルーティンが。
「起床直後のプチ体操」が、それ。
せっかくですから、ここでお分かちさせてください。
12項目で1分のモーニングルーティン
あらためて数えてみると、全部で12項目ありました。
とはいえ、ひとつにつき5秒ですから、
“トータル1分”
で終わります。
実はここだけの話、わたしはカイロプラクターのくせに腰を痛めやすいのです。
けっこう職業病だったりします・笑
なので、このルーティンをしないと、不安でお布団から立ち上がれません。
目覚めた直後、かならずこの体操をやってからお布団から出ます。
仰向けと四つん這いで行います
では、やってみましょう。
大きく2つに分けられます。
- 仰向けで寝たまま行う「伸び体操」
- 四つん這いで行う「ネコ体操」
1.仰向けで寝たまま行う「伸び体操」
目覚めたら、お布団の中で寝たまま「伸び」を行います。
たかが「伸び」と言うなかれ。
やってみると、背中やお腹の筋肉がしっかり伸びて、カラダが目覚めていくのがわかるでしょう。
- 両手両足でグーンと「伸び」をする
- 右手と右足で伸びをする
- 左手と左足で伸びをする
- 両膝を立てて左に倒す
- 右に倒す
- もう一度両手両足で伸びをする
それぞれ「5秒ずつ」で、ここまでで「30秒」。
ポイントは、
- 伸びのとき、足首は返して、踵から押し出すようにする
- 手と足で綱引きするようなイメージで行う
といったことです。
踵から押し出すことで、ふくらはぎもしっかりストレッチされます。


2.四つん這いで行う「ネコ体操」
つぎに、カラダを起こして四つん這いになります。
ヨガでよくみる「ネコのポーズ」です。
背骨の柔軟性を保ち、体幹の筋肉のストレッチとしても、とても有効です。
- 四つん這いで背中を丸める
- 背中を反らす
- 右側にグーンと張り出す
- 左側にグーンと張り出す
- 体幹を右回りでグルリと一周
- 左回りでグルリと一周
これもそれぞれ「5秒ずつ」で、「30秒」になります。
- 3と4は、脇腹を横に押し出すように伸ばします。右側の場合は、右のお尻方向(右斜めうしろ)に押し出すと、気持ち良く伸ばせます。
- 5と6は、円柱状の胴体の中を、ピンポン玉がグルッと周るのに合わせて動かすイメージです。


起床直後は危険な時間帯
睡眠中は活動量が落ちるので、筋肉は硬くなっています。
その状態で目覚めていきなり動き出すと、“ピリッ”と痛みが生じやすいのです。
ぎっくり腰や寝違えは、たいてい朝方に起きます。
起き上がる前の1分間、ちょっとカラダを伸ばしておくだけで、良い予防になります。
たった1分、やるか、やらないか。
この差は大きいです。
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