「特にどこが痛いというわけじゃないので、来ていいのかなあと思ったんですけど・・・」
女性の患者さんが、遠慮がちにこうおっしゃいました。
もちろん、来ていただいてかまいません。
というよりも、痛みが無いときにこそ来ていただきたいくらいです。
理由は、3つ。
- カイロプラクティックは「予防医学」です
- 本人も気づいていない問題があります
- 体質変化こそ、ほんとうの変化です
ひとつずつ、お話ししますね。
目次
1.カイロプラクティックは「予防医学」です
元来、カイロプラクティックは「予防医学」です。
「予防医学」とは、かんたんに言うと、病気になってから直すのではなく、病気にならないようにケアしていくことです。
「予防」を重視するという意味では、歯医者さんに似ています。
私も定期的に歯をクリーニングしてもらっていますが、おかげさまで歯に関しては安心してお任せしています。
まさに、“予防にまさる治療なし”ですね。
おもにからだのバランスや歪み、動きの悪さなどに着目しながら、のちに出てくるかもしれない“問題”を未然に防ごうとするのが、カイロプラクティックといえるでしょう。
2.本人も気づいていない問題があります
歯医者さんに行って、「あちこちに虫歯がありますよ」と言われて驚いた経験はありませんか?
まさしく、私がそうでした。
このようにプロの目から見ると、本人が気づいていない問題がたいてい見つかるものです。
もりたカイロプラクティックでは、はじめに大きな鏡の前に立ってもらって立ち姿のチェックから行います。
そこではじめて左右の肩の高さが違っていることや、首が斜めに傾いていることに気づく人が多いのです。
さらに、歩いてもらってからだの動かし方をチェックします。
腕の振りや、脚の運び、頭の位置、左右の傾きなどを指摘すると、「え、そんな感じで歩いているんですか!」とみなさん驚かれます。
自分の気づいていない問題に気づく、これが「予防」の第一歩になります。
3.体質変化こそ、ほんとうの変化です
たしかに、肩が痛いとか、腰が痛いといった“痛み”をきっかけに来られる方が多いのは事実です。
しかしそれよりも、体質的な変化こそがほんとうの変化であると、私は考えています。
たとえば、冷え性が改善された、よく眠れるようになった、便秘になりにくくなった、肌の状態が良くなった、動悸がしなくなった、などです。
これらは、いわゆる「自律神経」の領域に属するものです。
そして、「自律神経」のバランスを整えることこそが、病気の「予防」にとってもっとも重要です。
痛いところがラクになってくると、
「そういえば最近、○○にならなくなった気がするんですけど関係ありますかね?」
と言われることがあります。
この、「そういえば・・・」こそがほんとうの変化です。
この言葉を聞くと、(あ、ほんとうにからだが改善されているな)と、私は判断します。
痛くなくてもぜひどうぞ
痛む箇所が無くても通っていただきたい理由が、ご理解いただけたでしょうか。
歯のメンテナンスは歯医者さんを、そしてからだ全体のメンテナンスは「もりたカイロプラクティック」を、どうぞご利用ください。
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