ラジオ体操は「肘を伸ばす」だけで効きが変わる

ラジオ体操は肘を曲げずにしっかり伸ばして行う

今朝、↑↑こんなツイートをしました。

もう少し解説を加えておきます。

“残念な”ラジオ体操

ラジオ体操を日課にしている人は多いですね。

もちろん、すばらしいことです。

ぜひ、続けてください。

ただ、見ていると、“残念な”人も少なくありません。

せっかく体操しているのに、

あれだと効かないんだよなー

というやり方になっているんです。

もっとも目につくのは、

肘が曲がっている

ケースです。

肘が曲がった悪い例

こんな感じです↓

ラジオ体操第1腕を回す運動の悪い例
「腕を回す運動」の悪い例
ラジオ体操第1体を横に曲げる運動の悪い例
「体を横に曲げる運動」の悪い例
ラジオ体操第1体を回す運動の悪い例
「体を回す運動」の悪い例

これでも体操しないよりはマシですが、効果がガクンと下がってしまいます。

せっかく体操するなら、より効果が高いやり方で行いましょう。

肘を伸ばした良い例

そのために、できるだけ「肘を伸ばして行う」ことを意識してみてください。

こんな感じになります↓

ラジオ体操第1腕を回す運動の良い例
「腕を回す運動」の良い例
ラジオ体操第1体を横に曲げる運動の良い例
「体を横に曲げる運動」の良い例
ラジオ体操第1体を回す運動の良い例
「体を回す運動」の良い例

やってみるとわかりますが、肘を伸ばして行うだけで、体幹のストレッチがグンと効くようになります。(上の写真の「悪い例」と「良い例」を見比べてみてください)

ただし、無理は禁物。

肩関節の可動域や体幹の柔軟性には個人差があるので、無理に行うとケガをする危険があります。

自分でできる範囲でいいので、できるだけ肘を伸ばすことを意識しましょう。

まとめ

  • ラジオ体操は、肘が曲がったままだと効果が落ちる
  • できる範囲でいいので「肘を伸ばす」ことを意識しよう
  • すると、体幹のストレッチがグンと効くようになる

全国ラジオ体操連盟主催の「ラジオ体操講習会」に参加される70~80代のみなさんの動きは、驚異的に軟らかいです。

日頃、体操会などでよく身体を動かしておられることがわかります。

私はそこでいつも、ラジオ体操の効果を目の当たりにして感動します。

何歳からでも遅くありません。

ぜひラジオ体操を日課にして、動ける身体作りに励んでください!


【おすすめ本↓】長年ラジオ体操の指導をしてこられた青山敏彦先生の著書です。各体操のポイントがわかりやすく解説してあります。

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