森田忠志

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脱力ウォークのすすめ(15)力みは故障の母

よかれと思って歩き始めたのに痛みが出てしまっては本末転倒です。「一日一万歩」とか「一日1時間」といった目安よりも「歩き方」を意識するほうが大切です。そしてその「歩き方」にも注意が必要です。
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脱力ウォークのすすめ(14)美しさと効率性

効率の良い動きには「美しさ」があります。流れるようで、力みがありません。「脱力ウォーク」は効率が良く、美しい歩きです。「速く、長く歩けるのに、疲れにくい」という良いことづくめの歩き方です。
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脱力ウォークのすすめ(13)下腹ぽっこりとふくらはぎの緊張

骨盤が前方に出た「下腹ぽっこり型」の姿勢は、一見脱力しているように見えますが、ふくらはぎは緊張しています。身体を支えるために床を踏みしめているのです。お腹のおさえを効かせて骨盤を膝の真上にもってくるだけで、ふくらはぎはゆるみます。
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脱力ウォークのすすめ(12)ツイストを使って歩く

胸鎖関節から腕を振ることを意識すると、上体が軽くツイストします。そのぶん、腕の振りがより伸びやかで大きなものになります。脚は前に出やすくなり、結果的に歩幅が自然に広がります。軽いツイストを使って歩くことが、力みのない脱力ウォークにつながるのです。
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脱力ウォークのすすめ(11)つっこみ歩きになっていませんか?

歩くときに頭が前に出る「つっこみ歩き」になると、ふくらはぎが緊張します。からだの真上に頭がくるようにするだけで、ふくらはぎは脱力できます。足がよくつる人は「つっこみ歩き」になっていないか、歩き方を見直してみましょう。
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脱力ウォークのすすめ(10)力を入れるべきところ

「脱力ウォーク」といっても全身すべての力を抜くかというと、それは違います。力を入れるべきところもあります。それは「お腹・腰まわり」です。ここで姿勢を支えたら、あとは全部脱力したいくらいです。
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脱力ウォークのすすめ(9)あらためて脱力ウォークとは?

脱力ウォークとは、膝から下の力をできるだけ抜いて歩く歩き方です。私の登山体験がもとになっています。この歩き方をアドバイスするようになってから、「足がつらなくなった」「膝の痛みが出なくなった」などの声をよくいただくようになりました。
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脱力ウォークのすすめ(8)胸鎖関節から腕を振る

伸びやかに腕を振って歩くコツは、「胸鎖関節」を意識することです。ほとんどの人は腕が肩先から動くと思っていますが、実際には胸鎖関節から動いています。胸鎖関節からの長い腕をイメージして歩くだけで、腕の振りが伸びやかになり、その結果脱力した歩きに変わります。
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脱力ウォークのすすめ(7)腕振れてますか?

脱力ウォークシリーズ7回目のテーマは「腕を後ろに大きく振る」ことです。ほとんどの人は歩くときに腕が振れていません。後ろ45°まで振る練習で、腕を振る感覚、歩幅が自然に広がる感覚をつかみましょう。
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脱力ウォークのすすめ(6)糸に引かれるように膝を出す

脱力ウォークシリーズ6回目は「膝」に注目します。足を踏み出すときに、膝を前から糸で引かれるイメージでスッと抜きます。こうするとうまく脱力でき、地面を強く蹴る歩き方はできなくなります。「スッ、スッ」と唱えながら歩いてみましょう。
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脱力ウォークのすすめ(5)ネコになってみる

ネコは足音をたてません。ふわっふわっと軽やかに歩いています。力んだ歩きほど足音が大きくなります。膝から下の力をできるだけ抜いて、ネコのように足音をたてない歩きを目指しましょう。
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脱力ウォークのすすめ(4)雲の上を歩こう

膝下の力を抜いて歩こうというのが「脱力ウォーク」の基本ですが、難しく感じるひともあるようです。そんなときは「雲の上を歩くイメージ」をもつと、脱力の感覚がつかみやすくなります。この歩き方に変えただけで脚がつらなくなった方もおられますよ。
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症例報告・殿部や大腿部の痛みで脚が閉じにくかった50代女性

今回は、患者さんの症例を、ご本人に掲載の承諾をいただいた上で、ご紹介します。 来院時のお悩みと状態 Yさん(50代女性)は、9か月前の今年1月に右の殿部及び大腿部の痛みをきっかけに来院されました。 おもな訴えは、 半年前から右の殿部やももの...
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脱力ウォークのすすめ(3)すり足で歩いてみる

脱力ウォークシリーズ3回目も、脱力の練習です。踵が上がると同時にふくらはぎの力を完全に抜きます。その結果として、足先が「すり足になる」ように歩いてみましょう。外で実際にそのように歩くわけではありませんが、脱力をつかむ良い練習になります。
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脱力ウォークのすすめ(2)脱力の練習「足振り」

脱力ウォークシリーズ2回目は、脱力がうまくできるかどうかのテストをご紹介します。力を抜いて足先を勢いよく振ります。実際にやってもらうと、2人に1人は動きが固いです。足振りで脱力を練習しながら脱力ウォークをすると、コツがつかめてきますよ。
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